湿度計センサーとその種類を知る

湿度計はその名前の通り、空気中の湿度の測定をするための機器です。湿度が高い日は蒸し暑く、じめじめとしますが、逆に湿度が低すぎても乾燥を招いてしまいます。そして、湿度によって食品の保存環境も変わってきますし、機械の動作にも影響が出てしまうこともあります。それゆえ、快適な環境を整えるためには、湿度計で湿度の管理をきちんとしておくことが大事です。

湿度計センサーはどのような場面で使われているのかも知っておきたいところです。一般家庭で使われている家電ではエアコンや冷蔵庫、空気清浄器や加湿器などに採用されています。さらに自動車にも使われていますし、極端な乾燥や湿度を嫌うOA機器にも欠かすことができない存在です。このほかでは、医療機器や工業用としても利用されています。

湿度計センサーにもいろいろな種類がありますので、それぞれの特徴を理解し最適なものを選んでいきましょう。湿度計センサーは大きく分けて、高分子抵抗式と呼ばれるものと、高分子静電容量式と呼ばれるタイプがあります。主流になっているのは高分静電容量式です。その特徴としては応答が早いことや高温・低温度域でも使用が可能ということがあげられます。

高分子抵抗式のセンサーにも優れた面があります。まず構造が簡単ということもあり、大量生産がしやすく比較的安価で入手できます。さらに湿度にも強く結露ができても復帰しやすいのも特徴的です。そして耐久性にも優れているので長期間使えるのもメリットといえるでしょう。

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